2022年7月14日(木) 雨
犬の散歩はジャングルツアー。
飼い主はツアーガイドと心得よ。
- 堂々と歩け。犬に不安を与えるな。
- 交差点は立ち止まり、左右を確認せよ
- 背後から自転車や車が来ていないか、常に周囲にアンテナをはれ。
- 拾い食いしそうなものが落ちていないか、気を配れ。
(私が勝手に作った散歩の心得)
私達が暮らす街は、いわゆる都会。
人間が暮らすために作られてる社会。
しかも、うちの近所はめちゃくちゃ道が狭い。
車も人も自転車も、狭い道をいっしょこたんに通行する。
最近は電動スクーターまで仲間入り。
こんなん、犬にとったら、ジャングルみたいなもんちゃうか?
この人間優先の都会ジャングルを、安全に散歩ツアーさせるのが、私の役目。
周囲に気を配っているという姿を、犬に見せないといけない。
犬には理解できない工事現場の近くなどを通る時でも、
なるべく安全な場所を選び、私と一緒にいたら不安はないことを、
堂々と歩く姿勢で犬に教える。
と、偉そうに言ってるけど、
しげ丸1匹だけ飼ってた時は、散歩の時間は癒しの時間と決め込んで、
のんびり空見て歩いたり、イヤホンしてYouTube聴いてたりしてた。
ハナの訓練を始めてからは、リーダーにならねば、とぐいぐいリードを引っ張って
ハナにいうことを聞かせてた。
いや、待てよと。
安全を与えるのが先やろ。と
そりゃ、犬の方が、耳、鼻が優れてんだから、後ろから車来てることぐらいわかってるんだろうけど、リード持ってる私がぼんやりしてそれを避けなかったら、
犬は「おい、勘弁してくれよ、危ないやん。この飼い主、やばっ」ってなるわな。
犬には、立派な牙もあるし、早い足もある。
機敏に動くこともできる。
耳や鼻の能力なんて、私達には想像できないレベルなんだろうな。
動体視力も優れているっていうし。
もし、ここが大自然の中だったら、人間なんかの保護は必要ない。
むしろ人間が犬に守ってもらうぐらい。
でもここは、人間社会。ここで生きていくためには、人間のガイドは必要。
そのために、犬のしつけもやる。そういうことなんかな。